毎月安心して返せる額とは

住宅展示場で気に入った家が3,000万円。金融機関が年収等から計算する貸してくれる(借りられる)額も物件価格を上回っており、あとは契約に向けて一直線!?

 

果たして、この「借りられる額」は、安心して「返せる額」でしょうか?

 

3,000万円をフラット35・金利1.5%・返済期間35年の条件で借りた場合、毎月の返済額は9.2万円になります。

 

仮に現在の家賃が8万円なら、毎月1.2万円のアップです。毎月返済額以外に、固定資産税・都市計画税や、マンションなら管理費・修繕積立金・駐車場代等がかかります。

 

毎月無理なく返すのは大変ですよね。

 

 

毎月安心して返せる額は、次のように試算してください。

 

毎月安心して返せる額=①+②-③ 

 

①現在の家賃・駐車場代

②現在の住宅用積立(月割)

③住宅取得後の維持費等(月割) 

  • 固定資産税・都市計画税
  • 管理費・修繕積立金(マンションの場合)
  • 駐車場代  他


 

たとえば、

8万円

1万円

1万円 わかる範囲で算出

 

毎月安心して返せる額は、毎月8万円となります。

 

次に返済期間を、6570歳から現在の年齢を引いた年数で決めます。

現年齢35歳なら3035年となります。(ここでは35年で試算)

 

次回に続く

 


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