不足する老後資金を補う切り札は?

前回、国の年金だけでは老後資金は不足するので、貯蓄ができる家計でないとマイホームも??というお話をしました。

 

 

国のマイナス金利政策で、定期預金の金利も0.001%とスズメの涙どころか、涙も出ない感じです。

 

 

貯蓄型の保険商品もこの4月の改訂で保険料が値上がりし、返戻率は銀行預金よりマシな程度と魅力に欠けます。

 

 

そんな中、オススメなのが、iDeCo(イデコ)です。イデコ?まったく見たことも聞いたこともない方は、まずはググってみて下さい。(笑)

 

正式名称は、個人型確定拠出年金といい、一言でいうと個人でかける私的年金で、公的年金だけでは不足する老後資金を補う切り札!といっても過言ではないものです。

 

 

iDeCo(イデコ)の特徴・メリットを説明する前に、われわれを取り巻く環境を取り上げます。

 

 

公的年金は、現役世代が年金受給世代を支えるという仕組みですが、少子高齢化で受給額の縮小や受給年齢の繰上げが予想されます。

一方不足する老後資金を補う貯蓄手段は、先述の通り、銀行預金だけでは全く増えません。

 

デフレといわれ低金利が続くなか、国が「貯蓄から投資」といって久しいですが、家計資産のうち株や投資信託等の投資の占める割合は10数%程度で、大半を預貯金と保険が占めています。

 

やはり元本が減る可能性がある「投資」に対する抵抗が大きいのかなと思います。

 

 

そういった環境のなか、iDeCo(イデコ)は”やらないとソン”といえるほどメリットがあります。

 

次回に続く