2020年失敗しないためのマイホーム購入法(後編)

前回のブログで、「今年こそマイホームを!」という方に、景気動向、広島の住宅価格相場、住宅ローン金利予測、住宅購入支援策という「外的要因」について取り上げました。

 


これらの情報を知っとくことは、マイホームという生涯最大の買い物をする上で大切です。
 


今回はそれ以上に重要な「内的要因」についてです。
 
 
突然ですが、昔「人生ゲーム」という遊びが流行りました。年がばれますが、どうも今もあるみたいですね。名前の通り、子供が人生を体験するゲームで、職業を選んだり、車や家を買ったり、紙幣はもちろん約束手形、株券や保険を使ったりという、なんとも大人っぽい遊びでよくわからないままやっていた記憶があります。
 
人生ゲームはアメリカ生まれで、ファイナンス(金銭)教育が進んでいる背景を上手く取り入れた印象です。
 

 

現実の人生もゲームに負けず劣らずいろいろなでき事が起こります。
結婚、出産、マイホーム、進学、老後・・・。それぞれのイベントにはお金(資金)がかかります。目標、夢をかなえるためにいつ・どのくらいの資金が必要かを把握するための計画(ライフプラン)を立てることが大切です。
 
その中でもマイホーム購入というのは生涯最大の買い物で、住宅ローンの返済は長期に渡るので、ライフプランに基づいた資金計画を立てることをおすすめします。
 
住宅ローンの返済のことだけ考えて購入すると、かりに現在の家計の収支で大丈夫でも、将来のお子様の進学により教育費が増え返済に困ったり、老後資金に必要な年金や退職金をローンの返済にあてざるをえなくなります。
 
住宅ローンの返済額が現在の家賃とあまり変わらないのを理由に購入すると、賃貸のときにはかからなかった費用(税金や管理費ほか)が余分にかかり家計を苦しめます。
 
想定外の支出や思わぬ緊急資金が必要になるときもあります。
 

 


現在の家計の収入と支出がトントンか赤字で、毎月お金が残らない方や現在貯蓄がない方は家計の見直しが必要です。
 
現在貯蓄ができない方は、収入を増やすか支出を減らすしかありません。すでに共働きの世帯は収入を増やすのは簡単ではありませんので、支出を減らすためにお金が何に使われているか行き先を把握しましょう。そのなかからムダな支出、必要でない支出を洗い出し少しずつ貯金ができる家計にしましょう。
 
 
今回はマイホーム購入に向けてのライフプラン、家計管理といった内的要因を取り上げました。マイホーム購入の判断は、価格動向や金利等の外的要因だけでなく、将来を見すえたライフプラン、ライフプランに基づいた資金計画、貯蓄ができる家計管理で決めることが重要です。
 
あなたの夢のマイホーム購入を全力でサポートさせていただきますのでお気軽にご相談ください。